勘違いしてしまうことがあると思います。よくちまたで聞く手放しというのは、すぐに離婚や仕事をやめるといった具合に考えてしまいがちです。
そのことではなくて、そう思っている自分の感情と向き合うことの方に注目してほしいところなのです。手放しのやさしい質問をつくりました。
今感じている状態が大切
悩んでいるとき人間関係を辞めようとしたり、理由をつけて終わらせてしまおうと考えるものなんです。自分もそうでしたし、何が正解なのかわからなくなってしまうのです。
どうして今考えてしまっているのか、どんな感情がひっかかっているのか。できごとがあったのか思い出す時期に入っています。
感情は理由をもとめてさまよいます
今の感情を心地よく満たしてくれるところに逃げ込もうとします
その逃げが自分を今の状態や、今のままに収めておこうとするある種のエゴのようなものかなと思います。
結婚を考えていたのに、遊びの関係になってしまったり、夢があるのにお金や時間を浪費してしまいます。

現状はあなたの感情や考えの投影
そんなこと言われてもわかりません。はい、そう思います。
いまのあなたの状況や環境が、実はあなた自身の内面的な感情や考え方、信念によって形作られている、という心理学的な見方があります。
それでは手放しとは
手放しとは感情や思考を変える少しの努力のこと
外側の世界を変えたいのであれば、まず自分の内側の感情や考え方に意識を向けてみます。かすかなヒントを探します。
離婚や仕事を辞めてもいいのかなと考えたとき、その感情や考えていることを自分のほうに向けて聞くのです。

やさしい質問を3個やってみて
ですから、手放しという作業は一瞬で行われることではなくて、それまでの過程を楽しむ時間かなと思っています。
3個の質問です。
1・もしこれを手放せたら、私はどんなに楽になるだろう?
2・この感情(または状況)は、今の私に何を伝えようとしているのだろう? そのメッセージを受け取った後、もう手放しても良いだろうか?
3・手放すことは、自分自身を許し、愛することにつながるだろうか?
最後に
私たちは客観的な現実を見ているのではなく、自分のフィルター(感情、経験、信念)を通して世界をみています。そのため、感情が現実の捉え方に影響を与えています。
手放すのはあなたの感情+経験で得られた囚われから、自由になることの一部のことを指しているのかと考えています。
最後までお読みくださりありがとうございます。